test辿るは女神の足跡21 2020-08-16 新王誕生を喜ぶ間も無く、イーモン伯爵とシャーリィン達はレッドクリフへ急行する。 しかし、オスタガーを拠点に軍を進めたダークスポーンは彼らより先にかの地にたどり着き、本隊と激しくぶつかり合った。 そのかつてないほどの…拍手! 続きを読む →
test辿るは女神の足跡20 2020-08-16 私は、きっと。 グレイ・ウォーデンを一生許さないだろう。 フェレルデンの運命を決める諸侯会議。 それに臨む前から、アレーナは覚悟していた。その場で、父と娘、親子は完全に断絶状態になるだろうと。 そもそも、互いの…拍手! 続きを読む →
test辿るは女神の足跡19 2020-08-16 幼い頃から、夢に描いてきた光景がある。それは他人にとっては当たり前で他愛のない、しかし彼にとっては夢のような情景―― 『アリスター、お帰りなさい』 『やぁただいま、母さん。夕飯には間に合ったかな?』 『ちょうどぴったり…拍手! 続きを読む →
test辿るは女神の足跡18 2020-08-16 ふと目を覚ました時、視界に映った天井が梁のわたった石造りのものだったので、一瞬混乱した。 (ここは……) 夢うつつのままぼんやりと見上げ、手を額に当てる。 (あぁ、そうか。デネリムの、レッドクリフ伯邸か) 少しずつ…拍手! 続きを読む →
test辿るは女神の足跡17 2020-08-16 さて、ドラコン砦の脱獄から時間は少し巻き戻って、前夜の事―― 「ああシャーリィン、それは恐ろしかったでしょうね、可哀想に……」 真夜中も過ぎた時分、ベッドに並んで腰掛けたレリアナはシャーリィンを優しく慰めていた。いつ…拍手! 続きを読む →
test辿るは女神の足跡16 2020-08-16 「そら、起きろ!」 「うっ……」 殴りつけるような勢いで水をかけられ、シャーリィンは不意に覚醒した。頭が痛い。寒い。ここはどこだ。たっぷりしたたり落ちる水を振り払い、朦朧としながら目を瞬かせると、突然顎を掴まれて無理矢…拍手! 続きを読む →
test辿るは女神の足跡15 2020-08-16 まだ、わき腹が痛い。もしかしたら骨にひびでも入ってるのかも知れない。窓の外を漫然と眺めながら脇をさすり、ゼブランは疼痛に顔をしかめた。 (当然か。グレイ・ウォーデンの蹴りをまともに食らったからな) か弱い見た目に反し…拍手! 続きを読む →
test辿るは女神の足跡14 2020-08-16 「……多分、気のせいだ。私の考えすぎなんだと思う。そう思うんだが……最近はそうとも考えられなくなってきた。だっておかしいだろう? 前は嫌って程こっちを見ていたのに、今は絶対に目を合わせない。目の前で話をしている時だって、…拍手! 続きを読む →
test辿るは女神の足跡13 2020-08-16 オスタガー。かつてのフェレルデン軍の前哨基地であり、現在はダークスポーンの住処。 そこはケイラン王が摂政の裏切りによって没した地であり、グレイ・ウォーデンの象徴的な存在であったダンカンが果てた地であり、そして――新た…拍手! 続きを読む →
test辿るは女神の足跡12 2020-08-16 立て続けに放った矢がダークスポーンの頭を射抜き、三体が重たい音を立てて地面に倒れ伏す。 射たすぐ後に駆けだしていたシャーリィンは、ダークスポーンが息絶えるのとほぼ同時に、その脇を走りながら矢を引き抜き、影のようににじ…拍手! 続きを読む →