練習

しないといけないのは分かってるけど、ばたばたしていてなかなか……勇利かっこよくかきたい……

いいねありがとうございますー!楽しんで頂けたのなら幸いです!!

ふと思った事

 二期で最初のほうで登場人物の紹介があった時、勇利まだ車椅子なんだ……そうだよね、そう簡単に治ったりしないよなーと思いました。
 で、話が進むとマックのBESの話が出て来て、これで勇利の脊椎損傷とか諸々治せるんじゃないかって予測も出て来てたんですが、何か勇利選ばなさそうだなーと思って。
 なんか自分自身の力以外のものの助力を拒みそうな気がしてたんですよね。樹生にリングに立つのはギアじゃなく自身だと説いたように。
 で、そこらへんの感想とか色々見ていて、勇利はあのかけがえのないメガロニア決勝戦を無かった事にしたくないから、治さないんじゃないかって意見も見まして……そうかー確かにそういう視点もあるのかもなって思いました。

 一期の勇利って自分の力を出し切って充足してリングを降りたし、もう二度とリングに上がれなくなってもあの決断は後悔しない、と告げているんですけど。
 かつての自分かそれ以上に才能を見せるリュウの育成をして、その姿をリング下から見上げているうちに、自分の夢を重ねていったんだろうなって感じがします。要するに欲が出てきたというか。
 多分本人がその気になれば、BESでリハビリしてもう一度歩く選択肢も出てくるんじゃないかと思うんですが、二期初めの勇利はもし提示されても、かたくなに拒んだろうなと思います。
 なぜなら勇利はメガロニアに強くこだわっているから。あの結果を無かった事にしたくないのであれば、拒む以外の選択しないだろうなと。

 で、リュウの敗北でもう終わりだとおもうほど絶望した後、リュウ自身の強さに心打たれて、敗北にも意味があると理解した今では、もう少し別の未来があってもいいと思えるようになったらいいなーとか考えてました。
 まぁそれでも多分BESは選ばないかもですが、もしかしたら、何かの拍子に選ぶ時があるかもしれない。
 伝説の一戦にこだわるのではなく、これからの自身のために、そうしようと思える瞬間があるかもしれない。

 どんな形であれ、勇利が自分で納得して選んだ結論ならそれでいいと思うんですが、二期を経てその選択肢が増えたのかもしれない、そんな風に考えられる終わり方だなーと何かしみじみ考えてしまいました。

上映会よかったです!

上映会&トークショーいってきました!やっぱり劇場で見るメガロボクスは最高ですね……
元から音楽やSEが素晴らしいですが、今回は特に音響に力を入れてる劇場だったから、細かい音も拾うし、質感もいいし……チーフの弾き語りがまるでライブのようでした。OP・EDも目を閉じて聞き入ってしまいましたよ。
音楽もあまりにもよすぎて、またライブしてくれないかな……ってなった。

あと本当にSEがリアル。トイレで薬投げ捨てる時の音の響きとか……そこ取り上げるか?って感じですけど、そこほんとリアルだったw
犬を避けて横転して回転するバイクも、雪とバイク本体の重さが伝わってくるような音で、うわーこれはテレビじゃわからんわって感じでした。焚火の音もすごい。絵と相まって暖かさまで感じました。

いわずもがな、試合の迫力ときたら! チーフのボディが本当に重そうで、こりゃジョーも悶絶するわ……と思ったり。
とにかくすべてよかった! ちょっと音が大きくてきついかな……?と感じるところもありましたが、あと2日で残りの話数もやるそうなので、ここに通い詰めたい……と思いましたw できませんけど……いつか一挙上映するの待ってる……

トークショーも色々お話聞けて面白かった。
監督・脚本と藤吉さんが対立軸だったのなるほどなーって感じでしたw
性差によるものというより個人の考え、と監督は仰ってましたが、私も今の話程つめてなくてジョーが試合したい言い出したら、え?何言ってるの?番外地のこと清算してからにしろ??と思った気がするw(今でさえリングでサチオを見下ろすジョーの顔、なんでそんな顔で見下ろしてるんじゃ…?お前も責任の一端を担っているんだぞ…?とも思ったりする)
制作陣が本当に作品に対して真摯に、愛を持って打ち込んできたのだなーと伝わってきてよかったですね。

あと質問コーナーで名前だされて動揺しました……名前!伏せてw!
とはいえあの犬が最初は実在、最後は幻で良かったです……全部幻だったらちょっと取り返しがつかなかったw
すでに起きた悪い事が良い事に変わると言う真辺さんの言葉も、あーなんかいいな、優しいなと思いました。
他の質問も興味深くて面白かったです。
終わった後司会の方が、質問たくさんもらったので準備してきたけど、全部読めなくてごめんなさい……またこういった機会がありましたら……とおっしゃってたので、また次のイベントあるといいですねっていうか絶対やってくれ……という気持ちになりましたw
次は細谷さんと村瀬さんと斎藤さんにきてもらいたい……宮内さんと小林さんも……というかコメンタリーしてくれ……
そうそう、藤吉さんがブルーレイのサンプルもってらしたんですが、冊子がすごい厚かったです。片手で持つの辛くないか?ってくらいの厚さに見えたw

そういや会場出入り口の左側の座席が入場開始時点で埋まってて、これ絶対関係者席ですよね……?と緊張しながら通り過ぎてしまいましたw
チラチラ見てみたけど、皆さんマスクしてらっしゃったのでさすがにお顔は分からず。会場全体もそこまで大きくはなかったので、スタッフと距離近いな……ってドキドキしました。生の監督見られて嬉し~。

久しぶりにいった渋谷がまたすごいお洒落だな……と思いながらわき目もふらず会場に向かってる自分に、ちょっと笑ってしまった。本当にいってよかったです! こういうイベントやってくれてありがとう! 次もぜひ、ぜひに~!!!

—————-

いいねありがとうございます! 吉村ちゃんの地味なお話で恐縮ですが、いいね頂けて嬉しいです!
樹生は意識せず周りをときめかせてると思います。罪作り。

小話アップ~

吉村ちゃんと樹生の小話「不退転」アップ。
よく考えたらあの決断、自分の人生を左右する大きなものだったと思うので、吉村ちゃん良く踏み出せたなぁと思った次第です。

いいねありがとうございます! お話なかなか書けないなーとなってますが、こうして反応もらえると嬉しいです(^^)

灰色の基調の部屋

を見ると、勇利の家みたいだな…(ニコッ)てなるんですけど、勇利話は子どもがいる7年後ということになってるので、カラフルな子どものおもちゃやなんやが散乱してるかもな……(ニコッ)てなった。
妄想楽しいですw

トークショーのチケット取れたので楽しんできます! ほんとは全部見たいけど、三日通うのは無理だな…

最終回の余韻

でずーっと多幸感……一期の時もこういう感じだったなーとしみじみします。ほんといい話だった。

いいねありがとうございます! 何か一つでも楽しんで頂けるものがあったのなら嬉しいです(^^)

以下ツイッターのログ。
・男女すきなので身軽になったゆき子がお兄様や勇利を訪ねてくればいいし、そのうち何かリュウといい感じになればいいんじゃないです?????って思いました。
・ジョーや勇利の夢は誰かに引き継がれて、引き継いだ人がまた他の人に夢を見せる 気持ちのいい男たちの話だったな
・二期は明らかな悪が表現されているけど、根本は人間を信じている、そういうものがあるんだなと思ったし、そう思ったからこそ何の不安もなく二期を最後まで見られたんだと思う 優しい話 なんかあれ優しい鬼が作った話だなって感じでしたけど途中まで
闇が濃いほど光も輝くって事なんでしょうけど容赦がなさすぎる このチームでまた新しいものを作ってほしいし、きっとそうなると信じてる 楽しみだな
・神は乗り越えられない試練を与えない この言葉ほんとは好きではない 乗り越えられる人は強さを持っている人で、乗り越えられない弱い人々は試練に負けてしまうだろうと思うから
そういう意味でジョー達は強い人たちだと思う 彼らは弱いけど強い 人間がそうでありたいと願う理想の姿
ジョーが強い人とは思ってなかったというか、無垢な強さはあるけどそれは一方で弱さも備えてるもので、二期の最初の弱っているところは、ああそうなってしまうんだねやっぱりって納得感あったな…
でもまぁあれ 試練に耐えられない弱い人は、他の人の力を借りて立ち上がろうって、そういう事なのかもしれないな 一人で立ち向かえない試練もある
・一期の、チームだから出来たんだって言葉、染みちゃうね
・番外地 英語だとNo Whereになっててエモイ 何処でもない場所がホームになる
・試合の最中に見た轢死の犬 目を開けて歩き出したのは昔の自分が蘇ったから だから打たれにいって楽しくなっちゃったんだよね、ジョー。あのまま真っ白になるまで殴り合いをしてただろうから、サチオのタオルはあれ以上のタイミングないだろう
・佐久間、罪を負ってもBESをつぶしたくないっていうの何かすごいな…私いまいち佐久間に嫌悪感を抱けなかったんだが、佐久間は佐久間でBESの未来を信じて疑っていなかったからかもしれない あまりにも鋭い刃のような純粋さ
そこに商業主義や他者への共感欠如とか色々入ってきちゃったから、唾棄すべき悪みたいになってしまったけど やり直してほしいなぁ
・ジョー、リアルボクサーって言われてるんだな チーフと同じだ…
・ずっと旅をしてきた相棒をサチオに任せられるの、嬉しかったんじゃないかなぁ
・佐久間おもいきりトカゲのしっぽ切りする気満々でおっかないねー吉村ちゃんに抗議にいかせるところで、あーこいつ絶対吉村ちゃん一人の判断でやったことですにするつもりだって思ったもんな
つかマックの事で責められてるのになお安っぽい正義感って言い切るのすげぇな ベスに罪はありませんと言われた時の佐久間の顔、凄い無防備
あまりにもBESとその未来を愛しすぎていたのだろう佐久間
・長い旅だったなって優しい声で泣ける
・そういやジョーのギアつけてるサチオの絵で、あのギアとか写真とか色々残っててくれないか…と思ったけど、全部流されちゃったんだよな ギアレス・ジョーはもういない

・ジョーも勇利も チーフもリュウもマックも そして佐久間も 皆夢を見てたんだなーと思うなど
佐久間、BESが見せる夢に溺れてたんだなーと 手放すのも最終的には愛でしょあれ
人には愛をもてないけど、理想という未来を愛してやまない男だったんじゃなかろうかと思う佐久間
ジョーと勇利、ジョーとマックは二人で踊っているのに、佐久間はずっと一人で踊ってる
佐久間、ゆき子は自分と同じような人間だとおもってたんかね…もしかしたらやっと理想の人に会えたと思ったのかもしれない それでも自分が上だとおごっていたんだろうけど
もし佐久間がライセンス放棄を拒否したら、マックの真実も明かさなければならなかったかもしれない。そうなったらきっとBESは危険な技術として封印されてたんじゃないかなって思う それはゆき子も、マックも、佐久間自身も望まない結末だったんだろうな
自分と一蓮托生にしなかっただけ佐久間のBESへの愛でっけぇなって気がしてきた

・よく考えたら一期でギア、二期で脳チップの普及や技術情報提供してるゆき子すごいな
・自分の手足みたいなバイクを譲るって何か凄いな…とぼんやり考えてしまった 家族だ
ジョーがそれだけオープンになったってことで すごいEDだな
二期が決まったとき色々考えてて、ジョーが脇に回ったらがっかりするかもなぁとおもって それはやっぱり一期だけだとジョーの物語はまだ終わってない気がしてたんだと思う だから二期で綺麗さっぱり全部完結させてくれてすっきりしたし
もしこの後なにかあっても、ジョー以外が主人公でも良いなと思えるようになったな ジョーの人生はこれからも続くけど、もうドラマの主人公でなくても大丈夫って感じが個人的にはする もちろん見られるならうれしいけど
蛇足じゃないかとか色々懐疑的に見られてた面もあったと思うが、メガロは一期二期で一つの物語と言えるほどにきれいにおさまったなー
・サチオも長期休みになれば帰省するだろうし、今生の別れではないから爽やかよなぁ 空の別れだわ
・日本であんなに小麦畑が広がるのってどこだ?と検索してみたら北海道でてきてわろた 北上しすぎでしょジョー
まぁ関東平野が荒野になってるくらいだし、メガロの日本は現在の日本と地形が変わっているのだろう
・そういや台風のニュースでまんま東京湾やな…と思ったけどl確か勇利の家がある部分と認可地区も大きく湾曲した地形になってたから、勇利の家は神奈川あたりかもしれない。神奈川より東京とか
・チーフの本名、イグナシオでいいんかな スペイン語読みわからん
・勇利の家の庭に謎のスペースがあって、プールかなとずっと思ってたんだが、ものすごくよく見るとロープのような囲いがあるような気がする まさかリング
いや、しかし中の線は真四角じゃないし二重だし、プールだよな…?わからん

・一話のジョーが犬を埋めるシーン、場面の切り替えに若干の不自然さを感じたんだが、もしかしてあれも幻だった可能性があるのか…?考えている顔どうとも取れるかも

現実の犬は死んでいる→ジョーは放置したまま
犬を埋める→過去の自分を葬り去るジョーの心象風景
犬が起き上がって歩きだす→過去の自分が甦ったジョーの心象風景
…とかありうるのかなと思ったんだが、死んだ犬放置するジョーが解釈違いですね…なしなし

あるいは歩きだしたのが現実で、ジョーの認知の歪みが埋めた認識に書き変わってる可能性も考えたが、ジョーがやられすぎててしんどいからなしなし
あの犬が幻だとしたら、ジョーはどけよ!と怒鳴って一人でこけたり、何にもないのに墓を掘ってるっていうマジヤバムーブになるので、実在してほしいですね
まあなんかそこは含み持たせてるのかなって気はしてる
まあ、あの犬なんか不自然なんだけどね…バイクで長距離移動してるジョーの前に二回も、場所かえて現れてるから

どちらかが実物
どちらも実物
どちらも幻
死んだかもしれない
生きてるかもしれない

すきにとってねって話かもしれない

・2期の幻ってすごい鮮明だよね 南部さんはもちろん吉村ちゃんも だからあの犬も幻の可能性否定できない気がしてきた
犬に関しては ジョーが思い直して犬を埋めに戻ったのなら、思い直すワンシーンを入れるもんじゃないのか?ってずっと引っかかってはいた まぁ実存であってほしいが
でないとあの…本当に中毒患者の振る舞いって感じでちょっと……
もしそうなら制作陣まじで鬼か…?って気にもなりますし
まぁ存在しようがしまいが、最後の犬は昔のジョーが戻ってきた象徴的なシーンだと思うので それでいいのだ

・一期で虻八さんが「大事に乗ってやれよ。でなきゃそいつが不憫でな」と言ってたけど、二期ではジョーが「大事に乗れよ」っていうの、じーんときちゃうね…

・多分世間から見たジョーって話題先行の一発屋みたいな印象もあるんじゃないかなって思う 賛否両論だし、七年後の今となっては出戻ってきて結局あれかーがっかりだなって反応もあったと思う その裏側に様々なドラマがあった事を客は知らない そういうのなんか凄いなって思う
当たってないのにダウンした事について、パンチドランカーを予想する人も多分いただろう 年齢的にも限界だよなって声もきっとあっただろうな
だからタオルに関しては色々ありつつ概ね納得のほうに傾くのではって思うし、時代はもう変わっているのだなと感じた まぁマックも引退しちゃうけど…またチャンプ不在の時期ができてしまう ある意味ジョーも死神みたいなもんじゃないかとは思ったw
リュウがどのくらいで復帰できるか、だろうなきっと
何で七年もあけたのかなと思ってて、サチオが子どもと大人の境界線にくるまでの時間をあける必要があったのかなって思うが スポーツの世界で、まぁ世間もそうだけど、七年もたったら時代は変わってしまうし、ジョーは時代に取り残された人になってたんだなーと思う
これからゆっくりでも自分や皆との時間を取り戻していくのだろう ウッ

・勇利 ずっと自身を戒めるようにタイトな服を着てるなぁと思って息苦しかったんだが、ゆき子はそれがヒールだったのかもな、って今急にぎゅっとなってしまった
ゆき子もまぁタイトな服着てるし、白都のピアスずっとしてるし、何なら二期デカくなってた気がします
そういや二期の勇利も肌見せない恰好してるなーと思ったがそうか 傷跡見せないためもあるのかな
暑いのか寒いのかいまいち判然としないメガロの関東でずっとタートルネックをきている
・しかしあれだな 一期で勇利の気持ちに気づかなかった、二期で佐久間を見る目がなかったとゆき子は恥じてるかもしれんけど、どう考えても相手が悪かったせいだと思うわw どっちも癖が強すぎる
・大した女だって台詞 女のくせに大した事するってニュアンスがあって、それに対する女ではなく人間ですって答えは、男社会でずっと闘ってきたゆき子だから言えるのかもなぁとぼんやり
人としてやってはいけない事をしたのだから責任をとりなさい、って男女関係ないしね

最終回見ました

 ちょっとまとめられないので、ついったのログ載せます……。

・なんか……すげぇな……あんなどん底の話がこんな終わり方します……??
・一期の時ジョーはあのED後どこかにふらっといってしまいそうだけど、帰ってくる場所があるから大丈夫だねって思ったのを二期でやられて涙腺もたないこんなの
・一期の時も 勇利とジョーはメガロニアのあの場所で闘う事に意義があって、勝敗はどっちでもいいって心境だったんだけど 二期もそうでした 素晴らしい試合をありがとう
めちゃくちゃ良い話だった…………
・ゆき子ロスコが白都に食い込みすぎて自分もダメージ負うのでは?どうする?と思ったらまさかの社長辞任…!スニーカーの軽やかな姿、とても美しかった…気になってた孤児院の子たちを自ら送りにきたのも素晴らしかった。新しい人生おめでとう
・男女すきなので身軽になったゆき子がお兄様や勇利を訪ねてくればいいし、そのうち何かリュウといい感じになればいいんじゃないです?????って思いました。
・BESゆき子が佐久間にぎゃふんと言わせるには会社乗っ取るしかないのではwと思ってたらオープンソース化で、うわすごってなった。あと逮捕されるのはそりゃそうですね…いつか正しく力を使えるようになるといいんだけど、まぁこれしかないよな
・サチオ一度タオルを投げるのをやめて試合に見入ってたシーンに一期を思い出し、南部さんの手が映し出されてぶわーーってなった……ジョーが壊れる前に、タオルを投げたサチオ、そのサチオに笑みを見せるジョー泣けた……
・最後サチオがバイクに乗ってどこまでも行く自由さ、ジョーが南部さんを乗せて家へ戻っていく、小麦畑の美しさ。何もかも素晴らしく美しいEDだった
重苦しく垂れこめる暗雲から始まった物語が少しずつ雲が晴れて、最後はどこまでも晴れやかだった
・ゆき子この部屋は息がつまると吐露した時限界まで頑張ってるんだなと感じたのでこの姿はよかったんじゃないかと思う。お爺様の代から続く因襲の呪いがようやく解かれたようなそんな気がした。これからきっとお兄様、勇利と笑いあえる
・朝本さん次の社長びっくりしたけど、先代の時からずっと白都で働いてきたし、佐久間の不正をきっちり調べ上げたし、力量に不足なし。ゆき子は若さゆえに侮られる事も多分あったと思うので、朝本さんが引き継いで骨太にやっていくのだろうな
・ハキームのお前とジョーのかけがえのない時間が終わっちまうぜってよかったな
・マックBESの不具合を抱えた上でそれを乗り越えた貴重な被験データとして、今後もBESの改良に手を貸すことになるのだろうな
・佐久間多分ゆき子が自分を犠牲にしてまで罪を裁いてくるなんて思わなかったんだろうな。その人、誰よりも公平な判断を下す人ですので…
・サブタイle despedida celeste 空の別れ 声出ちゃった……青い……
・ジョーダウンした時、他の誰でもなくサチオの声で覚醒できたの、1期の11話思い出して泣けた
・ジミーさんおいぼれの私も現役宣言しかねないっていうのめちゃよかったね…リュウも諦めずにリハビリ続けてるところすごいよかった
あと何て呼ばれてるのかなー会長かな?と思ってたから、あっててよかった
・le gran chanpeon GREAT CHANPION ああああああ
・一期の時あまりにも充足して終わったからロスはなかった。二期はあるかもしれないと思ったけど、やはりない。ただLife goes on
・ジョー叶わなかったチーフとの再戦を最高の舞台で夢見れたね
・写真さぁ番外地復活パーティーの時のだから、あの中に南部さんもいるんだよね
・穏やかな気持ち…これだからメガロボクスはやめられないんだ

・多分あの世界の観客からするとジョーが乗ってきたところでセコンドのストップになっちゃって消化不良だな…でもエキシビションだし、引退してずいぶん経ってるし、現役チャンプに勝てるわけないよな。
 まぁ久しぶりにリングで闘うジョーを見られてよかったぜ。行方不明でどっかでおっちんでるかと思ったからよぉ。的な会話をしながら、酒の肴に楽しむんだろうなって思えた。
 試合としてはもしかしたら消化不良かもしれないけど、そんな風に日常の中へ溶け込んでいくのがこれからのジョーの人生なんだなって思ったら、何か凄くジーンとしてしまった。
 いつ死んでも構わない、でも死にたくない、そんなギリギリのところをさまよっていた最初期の頃や、命はいつ尽きるか分からない、そんな状況にあったジョーが、今を生きる、明日を生きる、皆と一緒に生きる、そういうまだ決まっていない未来を選べた事、とても眩しく思う。幸あれかし。

・マックとジョーの戦い激しい打ち合いより防御を選んだことでジョーはもちろん、マックタイムの発動も押さえられたんじゃないかと感じた チーフが、カルロが、二人を守ってくれたんじゃないかなって思った

・一期の時、燃えつきて悔いのない試合で充足してたけど、まだ若いのに勿体ないなって気持ちも残ってたのを思い出す。二期では本当にこれでボクサーとしてのジョーは終わったんだな、満足したんだなっていうのが感じられて、何の未練もなくて、一期以上に爽やかで、この先もきちんと生きていけるんだなと感じられた。

一期の時、ジョーにはどこか死を思わせるものがあって、それはどれだけ幸せな場所にいてもぬぐえない影のように思えて、何かある瞬間急にどこかへ行ってしまいそうだなと思ってた。それでも帰る場所があるから、また急に戻ってくるんだろうな、と。
それが二期の始まりで帰る場所を壊してしまったとなるから一体どういうことなの……と衝撃を受けたけど、最後は一期の時に感じた通り、どこへいっても帰る場所はあるという形で終わったのが、嬉しくてたまらない。

オーバーホールした新品同然のバイクでどこまでも行く若者を見送るジョー。
どこかよるべのない子どものようだったジョーが、大人になったこと。
限界を越えて試合をして、燃えつきなかったこと。
あしたのジョーではなしえなかったもう一つの未来を丁寧に描いて終わったNOMAD:メガロボクス2は、1同様に矢吹丈へのラブレターだなと感じた。
二期の出来、行く末に何の不安も抱いていなかったし、想像していた以上に美しい最後に連れてきてもらえて感動している。これからも彼らは夢という人生を生きていくんだな……じーんとしちゃうね。

・マック佐久間の非道を伏せたのはBESの未来を閉ざしたくなかったからだろうし、佐久間に対する恩もきっとあると思う。義理がたい。あと罪と向き直ってほしい気持ちも。
 もしかしたらこれは警官の頃罪人と向き合っていた経験があるからなのかもしれない。道を誤った若者に更生の機会を。
 マック本当に度量が大きい。普通の人ならぶん殴ってるし、到底許せないと思うよ……いや、多分許してはいないだろうけど。ただ断罪して貶めるようなことをしないの、人間が出来てると思うわ。
・BESオープンソースで研究が進めば樹生の仮説が正しかった事を証明されるし、多分チャンピオンマックの力量にもはてなを付けられる展開が来ると思う。マックはこれからも大変だ
・二期の初めで南部さんのいつでも一緒にいるが呪いの言葉になって、ジョーの幻影として表れてた。最終回では南部さんが言った意味そのままの、いつでも一緒にいる光景になって、言葉は受け止める人によって呪いにも祝福にもなるんだなとしんみり

・名無し、JDにとってのバイクってぶっ壊れても構わないもう一人の自分みたいなもので、一人でどこまでも遠くへいくための足だったのだろうと思う。
 ジョーになってからはそれが少しずつ意味を変えて、相棒のようになって、二期では逃げるための足だった。
 そして二期の最後、一人で旅立っていくサチオに譲り、自分は人を乗せられるトラックにかえるの、ジョーの心の成長を表しているようでとても泣ける。これからはもう一人じゃないんだ。

・最後一期の最初の時のように、南部さんと二人になって、向かう先は地下のリングではなく我が家っていうの最高に泣ける
最後トラックで向かう先我が家ってその前にチーフの墓参りじゃんねと思ったんだが、チーフは家族として受け入れてくれたから、あそこもジョーの家なんだよって思った

・南部さんの言葉はジョー自身が作り出したもので、ノマドの時は自分を責める言葉の刃だった。
 今ジョーが聞く南部さんの声、寂しくなるなというのもきっとジョーの言葉で、それを幻の南部さんにいってもらいたかったんだなと思ったらたまらん…

さいころのついたキー、南部さんのなんだろうな。さーて相棒、次はどこへいく?って南部さんの声が聞こえてくるようだ。かけがえのない3か月をありがとう、メガロボクス。

いいねありがとうございます!

思いがけずコメントも頂けて嬉しいです!お返事いたします!
※ネガティブな感想に対する反応でしたので、以下でもネガティブな意見を書きます。ご注意下さい。

いつも素敵な~の方>
コメントありがとうございます!好き勝手にかいているばかりで恐縮ですが、楽しんで読んで頂けてるようで、とても嬉しいです(^^)

同じ点にもやもやしている方が自分以外にもいるとは思いもしなかったので、コメント頂けて、少しほっとしました。
物語の完成度が高くて、大好きな作品だからこそ、引っ掛かりを覚えてしまうのはそうですよね。
以前にも書きましたが、メガロボクスは物語の中で生きる人々の人生を丁寧に描いているので、演出のために動かされているな、と感じる部分が出てしまうのは勿体ないなと感じます。

個人的にそう感じたことで、これを書く事で嫌な思いをする人もいるかもなあと思っていたので、こうして反応を頂けて嬉しいです。お気遣いまで頂いてありがとうございます!
本日最終回ですし、これからまたブルーレイの発売やイベント等で盛り上がっていくかと思いますので、最後まで楽しみたいですね!

————————–

 二期における母親ではなく、男性のサポートを行う役割の方が描かれてる点について改めて考えてました。
 以前ANNのインタビューで、真辺さんや小嶋さんが男らしさの呪い、マチズモからの脱却について触れていましたが、この女性の役割についても同じ事が言えるのかなと。

 そういえば、森山監督はメガロボクスは西部劇の構造と言ってましたね。
 西部劇はさほど詳しくないのであくまでイメージですが、物語における女性の役割はやはり男性のサポート、ちょっと意地悪な言い方すると添え物的な面があるような気がします。
 男たちは命をかけて孤高に挑む、女たちはそれを支え、時に癒し、見送るしかない立場。

 メガロボクスにおいては、男性社会へ果敢に挑むゆき子という女性がいます。立場的に彼女はどうしても男性的な役割を担う事が多い。ゆえにその描き方に違和感がないのかな。
 また、マーラはおそらく女手一つでミオを育てていて、父親的な役割も担っているのかもしれません。だからミオに対して、男の子は勝手に育つ、男親はいちいち出て行かない、という面まで引き継いでしまっているのかも。
 ただ、そこはやっぱり父親ではなく母親だから、多分本来であればもっとミオを心配して、コミュニティで悪さをしているときにも出張って叱って、構ってあげる方が自然なように思えてしまいます。
 そこは母性のなせるわざで、例え父親的な役割も担ってるにしても、同時に表れる部分じゃないのかなぁ……。

 ここまで書いて思い出しましたが、小嶋さんがインタビューで、道を違えた子ども(サチオ)を見守る大人(アラガキ)の話をしていましたね。
 もしかしたらミオもその系統なのかもしれませんが……
 (ジョーの帰還にいら立ってビール瓶で暴行した件は別として)サチオは基本的に自傷行為だったので、アラガキがぐっと飲みこんで見守るのも分かるんですけど、ミオの場合は移民コミュニティと地元民の関係悪化につながる行為をしていたので、ケースが違う。
 そこは見守るのではなく、チーフのように放火の事は怒っちゃいないと優しく流すのではなく、正面から、真っ向からミオの気持ちに向き合ってしかりつける大人が居なくてはいけないのでは、と思います。

 一期では大人も子どもも関係なく独立した存在と描かれていて、子ども扱いしないという点が好きだったんですが、マーラとミオに関してはそこが悪い方向で出てしまってる気がします。
 とても意地悪な見方をしてしまうとマーラ、子どもほっぽいて男に夢中なシングルマザーみたいな振る舞いになってるんですよね……。本人にその意図は全くないだろうし、ミオを愛してもいるんだろうと思えるので、余計に違和感を強く感じます。
 ミオ達が日本に来たのはおそらく7年前。そして今になってミオが、この国に勝手に連れてきた事を恨んでるとマーラが初めて知る、というのは、親子の間で十分な話し合いが出来ておらず、マーラがその場その場でだけ叱責している証のように思えます。
 ……うーん、カーサの人々が都合のいい時だけチーフに乗っかってきたのは意図して描かれているようなので、もしかしたらこれもそうなのかな……。

 マヤについては、夫に献身的な妻の役割の方が強くなってますね。
 そこはすごく素敵だし、愛し愛される夫婦で好きだなと思いますが、夫の全身不随と引き換えに子どもの命を選んだ母親としては、やはり今ある家庭内の危機に対して、構えていなさすぎる。
 食事やおもちゃに執着するマックは子どもを傷つけない、そういう記号的なルールがいかなる場面であっても適用されていると分かっているのでなければ、夫と子どもを二人きりにしないよなぁと……
 いや、物理的に傷つけないとしても、子どもの心に傷を負わせている事には変わりないので、やっぱりおかしいのでは??
 マーラのところはもしかしたら意図的な描写かもしれませんが、マヤのところは演出の犠牲になっているのではないでしょうか。

 上でマチズモの話をしましたが、この「女は男を支える」という役割の描き方も、脱却すべきところではないかな、というのが、今回二期を見ていて感じたところです。
 もしかしてマーラについては、チーフとカルロの関係性と比較してあえてなのかなーと思わなくもないですが……多分違う気がする。作り手の先入観じゃないかなって気がしてしまいます。
 母親は常に子どもの事を考えてろっていうのも相当乱暴な考え方なので、それをかけと言ってるわけではなく。
 ただ男性、女性と生来の性別にはあらかじめ備わった機能があるわけで、母性は本能に根ざすところの多い物だと思うので、子どもがいる母親を出した以上、そこはもうちょっと自然に描いてほしかったなとおもいました。

 メガロボクス大好きですが、個人的には一期も100%全てを肯定しているわけではありません。二期もそれは同様で、ただ一期とはまた違う点で、作り手の意図を強く感じてしまう面が目立っているように、私には思えました。
 これはほんと勝手な意見ですが、そこがもったいないと思えてならない……。
 二期であしたのジョーから独立した作品を作ろうと意気軒昂に挑んだ結果、傑作が出来つつもやや粗削りな作品になったのかもしれない、というのが個人的な見解です。偉そうにすみませんただの一視聴者です!!!!!!