相変わらずバタバタしてる中、アナログという映画を見てきました。
喫茶店で知り合った謎めいた女性に惹かれていくも、彼女はある日現れなくなり…というストーリーで、筋書としてはかなりストレートもストレートなんですが。
いやーこれはもう映画の雰囲気と演者がよすぎた!
主人公の二宮君とヒロインのはるちゃんがもうそのままって感じのいでたちで、ひかれあうのも自然だし、優しい空気に満ちてるし。
幼馴染の親友二人と主人公がバカ話してたり、つらい時にそばにいてくれるのもよかったし。
空がきれい、路地裏がわくわくする、喫茶店が素敵で空間もいい。
とにかく映画の空気が本当にとてもいいです。大人の純愛を、余分な言葉や、変な生々しさもない綺麗なファンタジーで描いてる感じで、泣いたし浄化されました……パンフ買っちゃった。空みたいな綺麗な青、しかもインタビューいっぱい、うれしい。
これ北野武原作と聞いて、えっ北野武…???うなぎとかちらっと見た時、えぐさにひいてしまったんだが……と身構えたんですがw 70歳にして初の恋愛小説だそうで、言われなきゃ全然わからないレベルに綺麗なお話でした。いや原作気になってパラパラ見たら、幼馴染と男同士の下品話してるっぽかったけどw
最近映画あまりいけてなかったのと、邦画ってなかなか見る機会ないので、人に教えてもらって興味持っていってみたらよかったです。
個人的にしんどいシーンがあるのでちょっと迷うが、ソフトもほしいかもー。
しかし二宮君あて書きされてるのもあって凄く自然だったんですが、はるちゃんが!居住まい振る舞い何もかもすごく綺麗で見とれてしまった。後半展開が変わるところで少し間があって登場した時も、うわすごい!この表情ぴったりだ…と驚愕しました。あと指なっが…綺麗…
あさが来たで好きになった俳優さん、ますますご活躍されてて嬉しい限り。