勇利話「祈り」書きました。辛い。
→これと少し前にかいた「ロング・フォー」を一覧に追加しました。
8話のダメージで遅れました。拍手ありがとうございます!
鮫島話に反応いただけるの嬉しい! マイナーが過ぎるw! 勇利話にもさっそく拍手頂けて嬉しいです。本当に勇利休んで…
ツイッターで続けて呟いたもの。
・佐久間に関しては怒ってはいないけど底知れない怖さは感じている。ゆき子とのやり取りでも感じたけど、人の心をうまく転がす術を知っているけど、芯から感情を理解するのは出来ない人なのかもしれないと思っているので…
・マック多分逆境から這い上がって生身でチャンプになったジョーへ憧れとかあるのかなって思ってるけど、自分も同じような立場に立てたと思ったら、倒してる時の記憶はないし、何でこんな恐ろしい事をみたいな恐れがあって、作られた英雄であることを自覚、苦悩する展開が今後きそうでとても辛い。
勇利は自身の力にギアを上乗せしてた感じだけど、マックはギアやチップそのものに生かされて、いうなれば依存してる状態なわけで、そこをどう克服していくのか、あるいは破滅へ向かってしまうのかが怖い。
ハチドリの幻を見たのはジョーと同じで、きっと道しるべとして持っているのだろうから、マックも生きてほしいな……家族もいるわけだし。
というかこれでもしジョーがマックを倒したとして、ミゲルが復讐を誓ってジョーの愛弟子に試合を挑む的なクリード的展開もありえるなw
それにしても、一期の勇利の時も思ってたが、白都やロスコのような富裕層が貧困層に手を差し伸べて、どれだけ理想を語ろうが、実態は実験体みたいになってる図式があまりにも悲劇。
結局食い物にされてしまうのよなぁ……それが救いになってる面があるにしてもだ。
ゆき子は勇利に対して尊敬や憧れを持ってはいたし、企業人としての倫理も備えてる。佐久間が倫理観に関してどんなスタンスなのかは分からないから何ともいえないとはいえ、それでも傍目に見れば彼らが下位の人間を用いてる事実には変わりないし、それもまた現実だよなと思う。
・佐久間、意識高いと言われてるの見てちょっと笑ってしまった うん、そんな感じ あの切り替えの速さとかも悪意は全然ないきっと
感情の根源が理解できるから、樹生みたいに憎悪を募らせてるタイプのヒールのほうがまだ怖くない
まぁ若くしてCEOつとめるような天才企業家はどっか欠けてるところある気がします(偏見)というかトップに立つ人ってある種鈍感なところないと、上り詰めるの無理だろうしな…
残酷なショーと批判されてたの思い出してしまった
勇利話で、持つ者は持たざる者の気持ちがわからないと書いたんだけど、なんかそれよな。逆にある意味佐久間も持たざる者なのかも。どこかで、こいつとは絶対分かり合えないという明確な断絶が起こりそうな気がする8話だったな……
・それにしても立て立て、立つんだマック!って台詞仕込んでくる公式まじで質悪い(褒め言葉)
・リュウもマックも、1期のジョーみたいに裸一貫じゃないからこその悲劇だなぁと感じる。
勇利もジョーも、周囲の期待等はあったにせよ、基本的には自分の願いを押し通すような形で、それこそリュウの言ったように掛け値のない試合を出来た本人同士はよかった、それで周りの人たちも幸せになった。
だけどリュウとマックは、他の人の思いも背負ってる。だからこそ余計に辛い。
・リュウの目に、救いのタオルと迫ってくるマックが映るの、あまりにも無慈悲な演出すぎる 辛い
・勇利5年前の事どんな心境だったのか、辛くなかったのかとずっと思ってたけど、ここにきてマッチングしなければよかったって後悔吐き出されて、で、ですよね……となってしまった。結果を思えば心に引っ掛かりが残らないはずがないと思った…
多分ずっと思ってたけど、相手がジョーだったから、自分で選んだ結果だから仕方ない、勝者と敗者だからって理論でずっと後悔をねじ伏せてきたのかなって気がしてきた……。
でもリュウがここにきてこうなってしまったから、その強弁も自分に通じなくなってしまったんだろうな…
・勇利すでに覚悟決めたというか諦めてしまっているけど、リュウ回復して、死に物狂いでリハビリして、返り咲いてほしい……リュウは本物なんだと、諦めない強さを勇利に持ってもらいたい……
・勇利話で リングを降りてから自分は弱くなった、失うのが怖いと勇利に言わせてたんだが だが
・樹生AIに人生をささげ、AIに依存し、AIに負けた男が、未完成な機械って論文を出すの何かとても、深い……ぐっときた
・カーサでさぁ、最初ぶーぶーいって非協力的だった人達が、潮目が変わったら急にころっと態度変えて応援してきたじゃん。調子いいなー物語的なご都合かなって思ったら、監督がこういう人いますよねちょっとイラッとするタイプっていってて
あっあれリアルにいるものとしてわざとかいてたんだ!?って結構びっくりしたんだよね。確かにいるけど、都合でああさせたのかと思い込んでたから、うわうまいなってびっくりした
そういうので、佐久間も、自分の身の回りにはいないけどああこういう人確かにいるわって思える描写で、何か人間をかくのがうまいんだなって感じる、メガロ
ジョーや勇利みたいなタイプはそれこそフィクションじみた意思の強さや理想的な姿だと思うんだが、そんな彼らを堕落させたり弱音を吐露させたりするのもうまいし、市井の調子の良い人々、天才だが心の機微が分からないタイプ、色んなものをごたまぜにしてくるの凄い
人間を描くのが上手い うなる