4話見ました

ハチドリの歌。旅人の心に灯りをともして最後ハチドリが飛び去って戻ってこないって歌詞だったので、ほんのり嫌な予感はしてたんですが……まさか、本当に亡くなってしまうとは思ってなくて……
言葉にならないですね……

正直このエンドはしんどすぎる。もともとカーサ編は劇場版で検討してたっぽいので、映画で見るならこれ以上ない結末かなと思います。
が、1クールアニメの中だと、途中で亡くなったら後の時間の流れを否応なしに突きつけられるわけで、あまりにもしんどい。
これからの事を語り、夢を語り、再戦を約束して……故郷や家族を失った男がようやく新しい生き方を見いだせたその時に亡くなるのは……あまりにも辛い。
だからこそあしたのジョー原案作品ともいえるかもしれませんが、一期ハッピーエンドで締めたメガロボクスでこんな辛い死を目の当たりにするとは……
いえ、死でいえば南部さんに関しても相当辛いんですが、まだその過程が見えてないから、実感しきれないんですよね。
一方チーフはその人生や今の生き様をまざまざと見せられたから、死の衝撃があまりにも大きかったです……。死亡フラグ立ってるとはさんざん言われてましたが、へし折ってほしかった……
カーサ編が終わったらジョーは中央に戻るだろうから、チーフたちはもう出てこないのかな?と思いましたが、こんな別れは考えたくなかった……!

……と散々ネガティブな事書いてますが、チーフが命をもってともした灯りだからこそ、5年もの間ずっと逃げ続けていたジョーが戻る決意を出来たんでしょう。
サチオのように強く反発するだろう仲間を前に、南部さんを「殺した」という自責の念から逃げないための重石になるんだろうなと思います。
あまりにも大きな喪失感で見終わった後茫然としてしまいましたが、たくさんたくさん傷ついてきた後、夢を見せてくれたギアレス・ジョーと共に夢を叶えて、何よりも愛しただろう妻子とともに、やっと眠れるチーフはきっと幸せなのでしょう……どうぞ安らかに。

・la flor blanca 白い花
・最初のキービジュアルでジョーの背中にいくつか十字架が立っていて、死を連想させるとざわつきましたが、まさか本当に死人が出てしまうとは……
何となくNOMAD、南部さんが該当するのかなと思ってたところにチーフが加わってしまったので、ないでしょ……ない……と思ってますが、燃えつきエンドが現実味を帯びてきている……やめて……生きて……。真辺さんたちがインタビューで、Life is go onをテーマに上げてたので、生きてくれると信じてるよ……
・ジョーがチーフに、あんたが自分を信じたからだって言ったのぎゅっとした。何気ない台詞だけど、今のジョーは信じた自分を信じることが出来てなかったから……
・ハートはクレイジー、頭はクール。こんなこと言えるのジョー
・あの時のあんたみたいに輝いてるかって台詞で、光を浴びた後すぐ退場してしまったそんなところまで真似なくていいんだよチーフぅ!!!!となってしまった……
・ミオの気持ちの変遷はちょっと急な感じしたかな。もうちょっと丁寧に、マーラとの関係とかも見て見たかった気がします。タクボンは最後だけいいかっこしてんじゃねぇぞこの野郎って気持ちになってしまったw
・マーラについては、良い人なのは分かるし好きなんですが、母親としての側面がちょっと描かれなさすぎでは……?チンピラとたむろして、目に見えるだけでもおばあちゃんと子供に怒鳴りつけるという迷惑行為をしてるのに、マーラが表立って叱ったり監督したりする描写がないのがちょっと……
あと子どもが家出したのに、いくら大事な試合とはいえ笑顔で試合観戦やギアサポートしてるのはどうだろう……普通もっと必死に探しに行かないかなぁ……この辺は違和感覚えました。
以前からこの放任主義なら、ミオがぐれるのも正直やむなしと思ってしまう。
・案の定行政とヤクザの癒着が酷い。でも小役人とはいえ、移民だからと余計に反発してる感じでなかったのはよかったかな。土地を買った後、行政の嫌がらせはなさそう
・ジョーが再起を誓ったらOP変わるのかな?と思ってますが、EDも変わったりするのかな……どうなんだろう。ジョーの中にチーフという存在がしっかり刻まれたから、変わったら寂しいかもしれない。内容があまりにハードなので、EDすごい染みるんですよね…今回はもう内容が内容なだけに染みすぎて泣けますが……